最後の追跡 あらすじ&レビュー
皆さんこんばんは!最近は忙しくて(怠惰なだけ)あまり投稿ができていなくお久しぶりになってしまいました。
明日からは一日一本見れるようにできたらいいなと思っています。
今回レビューする映画は、クリス・パイン主演の映画「最後の追跡」です。クリス・パインはとってもきれいな青い目が特徴の俳優さんですよね。
簡単にどんな映画?
銀行強盗を繰り返す兄弟と、それを負うことになった引退間際のテキサスレンジャーとその相棒の戦いのお話。
ナイスコンビVSナイスコンビ??
ナイスコンビVSナイスコンビの渋い映画でした。
兄弟は、母の抱えた借金を返し、石油が出たその母の土地を息子たちに継ぐために用意周到に練られた強盗を繰り替えす。慎重な弟トビーと気性の荒い兄タナー。タナーのせいで計画にない銀行を襲ったり、ふたりはぶつかりながらもなんだかんだ仲良し。そんなおとなしいトビーが、タナーがチンピラに絡まれそうなところをボコボコにしたシーンはお、やるじゃんって褒められててかわいかったです。ドクターペッパーのくだりも◎
そして追うほうの二人も仲良し(笑)定年間際のマーカスはずーっとしつこいくらいにアルベルトのことを民族いじりしている。世間的にそういういじりってダイジョブか?と思いつつもそれにいやそうな顔をしつつもちょいうれしそうなアルベルトもこれまたかわいい。
銀行を繰り返し、それを追う展開が中盤までは続き中だるみしそうではあったもの2コンビの掛け合いと、ザ・テキサスっぽいノリノリの音楽で何とか大丈夫。テキサス→テキサスバーガー→フットルースっていイメージがあるのですが、私だけですか??(笑)
そしていよいよ2コンビの直接対決。銀行を襲う兄弟だったがその日はたまたま給料日だったこともあり、街の自警団にめちゃめちゃ撃たれる。これは街ならではなのか。二人は警察と自警団に追われ、逃げる。自警団に追いつかれるも、兄のタナーが車を降りてマシンガンをぶっ放す。スカーフェイスを感じました。何とか自警団を追い払い二人は車を変えて逃げようとしますがタナーは成功しろよと一緒に来ません。愛してるぜって言った後に照れ隠しのくたばれ、ツンデレすぎるって。ここが一番しびれました。そこが憎めないのよ。タナーは弟を逃がすために警察を引き連れ山のてっぺんへ逃げる。そこに二人のレンジャーも到着します。そこで銃撃戦になるのですが、マーカスの相棒アルベルトはタナーの弾が当たり死んでしまいます。マーカスは復讐のため土地勘のある自警団を連れて裏に回り込み、自分の手でタナーを射殺します。
トビーは逃げ切り、無事息子たちに土地を引き継ぎます。捜査でもトビーは強盗だとばれていません。しかしマーカスはそれに気づいていて退職後、トビーのもとを訪れます。理由を聞きますが、何もせずに姿を消します。お互い背負っていくんだよ。トビーはアルベルトを殺したこと(直接的に殺したのはタナーだけど計画したのはタビーだから)、マーカスはタナーを殺したことを。もうこれ以上犠牲者を出したくなかったのか、強盗の理由を聞いて同情したのか。
派手さはないし話も変わっているわけではないけど音楽、雰囲気、そしてラストが秀逸でした。
今回はこんなところでしょうか。また次の映画でお会いしましょう!!
チャイナタウン レビュー&考察
みなさんこんばんは!
なんだか最近はとても暑くて、今日は半袖で過ごしました。これじゃぁ本当の夏が来たらどうなるんだろうと困惑中です(笑)
もっぱらインドアなので暑い日にはクーラー聞かせて映画でしょ!ということで私自身初挑戦となる監督 ロマン・ポランスキー監督の「チャイナタウン」をレビューしていきたいと思います。
めっちゃ好みでした。
簡単にどんな映画?
私立探偵であるジェイクはダムを建設しているモーレイという男の妻を名乗る女性から夫の浮気調査をお願いされる。しかし、ジェイクの前に本物のモーレイ夫人が表れるが、、、。
というお話。ジャンルでいうならロマンス・サスペンス?!かなぁ。
初めてのロマンポランスキー 満足
初めての監督でしたが、とってもタイプの映画でした。音楽が素敵で、内容も先が分からなくて面白かったし、終わった後にもやもやすることもなく満足でした。
まず、本物のモーレイ夫人が現れるところから物語は動いていくんですが、誰が犯人なのか全くわかりませんでした。
事件の真相が本当に衝撃的でした。結局犯人はモーレイ夫人の父のノア・クロスで娘に対する異常な愛と、金のために殺人を犯していたのであった。ノア・クロスは娘であるモーレイ夫人に性的関係を強要しており、ふたりの間には娘がいました。謹慎相関ということです。そしてモーレイ夫人は家出をしました。モーレイ夫人がジェイクに娘のことを、娘でもあるし妹でもあるのと説明してた時は一瞬どういうこと?と思ってましたけど真相を理解したときはびっくりでしたね。
そしてモーレイ夫人は結婚しますがその夫はノア・クロスと事業で対立関係にあり、嫉妬と権力によりノア・クロスに殺されてしまいます。偽のモーレイ夫人をジェイクの探偵事務所に送り込んだのも、酔っぱらいを水死させたのも彼です。
自分なりの気になったとこ考察
①謎の酔っぱらいの死
モーレイと同じ死に方をしたホームレスですが、それの犯人はノア・クロスだとは思うけど、なんで?と思って見返したら橋の下に住んでいたといっていたのでノア・クロスが砂漠へとこっそり流していた水に流されたのでしょう。ジェイクがダムを調べに行ったときに流されたように。
②庭の池にあった眼鏡は誰の?
たぶんモーレイの肺には海水が入ってたと言っていたし、庭にも海水が流れ込んでいただから殺されたモーレイのものなのでしょうけど、モーレイ夫人はこれは彼のではない、老眼じゃない的なことを言ってたし、ん?ってなりました。で調べた見たらノアがモーレイを殺そうとしたときに落としたらしいです。これは納得。
➂チャイナタウンっていう意味は?
個人的な考察としては、最後真相を知っているジェイクはモーレイ夫人を逃がそうとしますが、ノアに捕まりモーレイ夫人のところまで案内させられまたジェイクを待ち伏せしていた事情を知らない警察にチャイナタウンでつかまります。そこでモーレイ夫人はノアを撃ち、逃げようとしますが警察に目を撃ち抜かれて死んでしまいます。仲間には、ここはチャイナタウンさといわれなだめられます。その後は描かれては居ませんがおそらくモーレイ夫人の娘はノアに引き取られてしまうのでしょう。そんな悲しい結末でしたがそれもチャイナタウンで起こったことなら仕方がないということなのでしょうか、、。それともせっかくチャイナタウンから抜け出したのにまた戻ってきてしまいそこで悲惨な結末を迎えてしまうという、チャイナタウンからは逃れられないということなのか、、。もし見た方や、知っている方がいましたら教えてほしいです。
ジャックニコルソンの演技もやっぱり冴えていて音楽もよし。なんといっても物語がよくできている。伏線とかもしっかりしてて最高でした。皆さんぜひ見てみてください。あと他のポランスキー監督のオススメがあったら教えてください!
では、また次の映画でおあいしましょう!
ドラゴン・タトゥーの女 レビュー
みなさんこんばんは!
今回は私が大好きなデヴィッド・フィンチャー監督の「ドラゴン・タトゥーの女」についてレビューしていきたいと思います。
なんかほかにもドラゴンタトゥーの女シリーズみたいなのもありますよね?それも機会があったら見てみたいと思います。
簡単にどんな映画?
汚職事件の告発記事を書いていたが名誉棄損で訴えられてしまった記者ミカエルに舞い込んできたのは40年前に起きた少女ハリエットの失踪事件の解明。そんなか背中に刺繍の入った謎の女と共に事件の捜索を進めていく、というお話。
ラストが悲しすぎる、、、
ラストが悲しすぎるとは言いましたが、それは最後に。
まず、簡潔に感想を述べますと、面白かったです。さすがフィンチャー監督って感じです。セブンとファイトクラブはマジで大好きな映画なので見直したくなりました。
事件を調べていくうちに様々なことが浮かび上がってくるのですが、なんせ登場人物が多くて混乱します。あと意外と長いのでトイレとか行くとどこまで行ったっけ?ってなるのでぶっ通しで見るのをお勧めします。
少女が聖書の言葉になぞらえて殺されていることが分かっていくんですけどフィンチャー監督ってキリスト教結構絡めてきますよね。セブンも神の名前が共通しているみたいな感じでしたよね?高校生の頃に見たので詳しくは覚えてませんが、、。
やっぱりフィンチャー監督なので結構グロテスクなシーンも多かったです。リスベットが鉄のパイプみたいなのを男にぶち込むシーンは、男が悪いしすっきりはしたけどいたそうすぎて顔がしかめっ面でした。この映画は女性差別を描いている映画ですよね。そのために逆にえぐいくらいのシーンがあったほうがいいのかも。猫が首裂かれてるシーンとかレイプシーンとか結構胸糞悪いシーンも多いですよね(笑)まぁあの描写も魅力ではあるのですが。
そして犯人が判明し一時は危機を迎えるも、リスベットがミカエルを救い、意見落着。実はアニタこそがハリエットで、今も生きていた。ハリエットとヘンリックと再会しめでたしめでたし。
もう一つの問題、ミカエルの名誉棄損のけんはリスベットが解決してくれた。なぜならリスベットはミカエルを愛していたから。猟奇的殺人事件のサスペンスに見せかけてぇのラブもいれてくるという上手さ。
でも結局あの恋は体だけ?のもので本気だったのはリスベットだけ。命の危機も救って名誉棄損の件も助けたのにリスベットの恋は叶わず。ひどすぎる泣
最後のリスベットが悲しそうにバイクで走り去るシーンは何とも言えない感情でした。
いかがでしたでしょうか。やっぱりフィンチャー監督好きですわぁ。オープニングも死ぬほどかっこよかったし満足でした。
あと、最初ボンドにしか見えなかったし(笑)、早くノータイム・トゥー・ダイが見たくなりましたとさ。あと、マンク!
ということで今回はこの辺で。また次の映画でお会いしましょう!!
ペーパー・ムーン レビュー
皆さん、こんばんは!
今回紹介するのは、「ペーパー・ムーン」という白黒映画です。
どんな映画??
ある詐欺師と家族を失った少女のロードムービーです。
めっちゃ心あったまる~
少女アディの母親の死をきっかけたまたま出会う二人の凸凹加減が何ともいとおしかったです。最初はうまくいかない二人でしたが、いつしか一緒に詐欺をしてお金を稼ぐようになっていきます。それを賢いアディが助けながら旅をしていく。そんなうちに二人は本当の親子のような関係になっていきます。
私は本当に親子なんじゃないの?とおもいました。実際に演じている方々は本当の親子らしいです。ややこしいですよね(笑)けれどそれは映画の中では明かされてないし、一応赤の他人ということになってるけど、、、まぁここは映画の良さでもあるかってに想像する技を使っておきます。
そして、酒の密売にまで手を出す二人でしたがついには捕まってしまいます。アディのずる賢い頭脳でいったんは逃げ出しますが、モーゼ(詐欺師)は捕まってリンチされ二人が一緒に稼いできた大金を失ってしまいます。
何もかも失った二人は最初の目的だったアディを親戚に届けることにします。そして二人は別れるのですが、アディはモーゼに一枚の写真を車に残します。もうこのシーンが愛おしすぎる。ぜひ見てみてください。
その写真を見たモーゼはアディのことを思い出します。とその時後ろから走ってくるアディの姿が見えます。モーゼは照れ隠しで、もうお前といるのはごめんだといいます。戻ってきちゃうアディも本当は嬉しいくせにかっこつけるモーゼも愛くるしすぎます。
そして車が坂で勝手に動き出し急いで二人は車に乗り込みます。そうして二人の旅は続いていくのでした。
最後も好きな終わり方でした。そして昔ながらの車とか服装とかもよかったし何といってもサントラがいい。なんていえばいいのか古臭いけど優しいあの感じです。
たまにはほっこりする映画もいいですね。ではまた次の映画でお会いしましょう!!
メカニック ワールドミッション あらすじ&レビュー
皆さんこんばんは!
今回は、軽~く見れそうなアクション映画を。
メカニック ワールドミッション をレビューしていきたいと思います。過去に前作を見た記憶がかすかにあったのでいきなり続編を見ましたが、思った通りこういう系のアクション映画前作の内容知らなくても楽しめましたので、安心しました(笑)
一応、軽いあらすじだけ
どんな映画?!
殺し屋から足を洗い静かにくらいしていたビショップにかつて共に暗殺者として育てられたクレインからある三人を殺すように指示される。女を人質に取られて、やむなくこの仕事を受けることにするが、、、
お決まりのやつ!!
お決まりのステイサム弾丸アクションです。(笑)でもなんか途中眠くなっちゃいました、、。前作の方が面白かったような気がしないでもない。しかし、ステイサムの弾丸アクションは裏切らないので軽ーく見れて満足でした。
やっぱり、マッチョと美女は最高の組み合わせですわ!ステイサムはハゲてるのにあり得ないくらいかっこいいし、ジェシカアルバは可愛すぎる!これだけでも正直絵になりますわ。
話はなんかありがちですけど、最初集中してなくてなんでジェシカアルバがステイサムに接近してきたのかわけわからなかったけどこれは、自分が悪い。
総評としては、軽く見るにはいいけど、そんなおもろくはない!!(笑)
やっぱ私の中でステイサムといえば、ロックストックか、トランスポーターか、アドレナリンですかね。トランスポーターはステイサムが降板してからは見てないのでですが見た方いますか?絶対にステイサムより適役がいない気がして見れてません(笑)
もし見た方いれば感想教えてください、、、。
短いですが、今回はこんなところで。
また、次の映画でお会いしましょう!!
ザ・ハント あらすじ&レビュー
皆さんこんばんは!
今回は、映画「ザ・ハント」についてレビューしていきたいと思います。
どんな映画?
森の中で目覚めた12人の男女。そばにあった木箱の中には一匹の豚と、武器。その瞬間突如銃声が聞こえ何者かに襲われるが、、、、
よくある感じ!?
パッケージには、問題作!公開中止!のような売り文句が書かれていますが、そんなにか?って感じ。まぁ富裕層が一般人を使って殺人ゲームをするっていうヤバい話ではあるけど、バトルロワイヤルとかハンガーゲームとかよくあるじゃん??って思ったけど、アメリカの社会事情とか差別問題とかに詳しくないからそう思わなかっただけか?と思ったり。
余談ですが、中学生のときははまってバトルロワイヤル読んでました(笑)あの頃ってグロイ系とか、ちょっとエッチな奴には興味が沸くころでしたよね。
話は内容に戻りますが、一人の女性が反撃を始めていきます。最後にはボス?黒幕?的な女性と肉弾戦。私と似ているところがあるとか言ってたし、結局はあの人も人を”ハント”する側になってしまうのか。といったところで映画は終わります。
んーまぁまぁ!っていう感想でした(笑)難民の中とか領地の敷地に富裕層のやつが混じってたり主人公の女の人が単なる人違いでこのゲームに巻き込まれたのか?(同姓同名、スペル違いの人と間違われた)
とかいうところは怖さだったりパンチがあってよかったけど、、った感じでした。
バトルロワイヤルの漫画は全部読んだけど、映画は見てないので今度見てみようかな。
今回はこんなところで。
皆さん、また次の映画でお会いしましょう!!!
セント・オブ・ウーマン 夢の香り あらすじ&レビュー
皆さんこんばんは、そしてお久しぶりです。
最近はAPEXにはまってしまい、そればっかりやっていたので全然レビューができていませんでした(笑)
また、これから少しづレビューしていきたいと思います。
今回は、アルパチーノがアカデミー賞を受賞した作品、「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」についてレビューしていきたいと思います。
どんな話!?
名門高校に奨学金で通うチャーリーは、たまたま目にしたアルバイトで盲目の退役軍人であるフランクの世話をすることになる。頑固で癖のあるフランクに最初は翻弄されていくが、次第に彼を知るに友情が芽生えていくが、、、
最高の一作
いや~久しぶりに映画見たんですけど、やっぱり映画はいいですね(笑)心温まる作品でした。
まず、アルパチーノの演技がよすぎる。退役軍人で盲目なのですがすごく頑固で、キレやすくて、女性の香水を一瞬で当てれるくらいの女好き変態おじさんで。キャラがよすぎました。そして盲目の演技がうますぎて、本当に騙されるというか信じちゃうくらいい、視点があっていないところとか本当に盲目なのかと思わせる演技でした。アカデミー賞受賞も納得でした。
そして、魅力的なシーンが多すぎる!ホテルで出会って女性と盲目ながら完璧なタンゴを踊るシーンはとても温かかったし(チャーリーに紹介してあげるのかと思ったけど(笑))、フェラーリをぶっ飛ばすシーンも爽快で。フランクが自殺しかけた時に、チャーリーがフェラーリの運転とタンゴは誇れるじゃない、って言ったシーンはうるっときました、、。
最初はヤバいおじさん感たっぷりだったフランクに翻弄されるチャーリーでしたがだんだんと彼の良さに気づいていくのがたまらなく良かったです。
でも何といっても最後のシーンですよね。友達を売るか、売らないか迷ってたチャーリーでしたが最後には自分の道を信じて友達の悪事を黙認します。そのことで退学が決まってしまいますが、フランクがそれはおかしいとスピーチをしてくれます。そのおかげで悪事をしたやつらは罰を受け、チャーリーは退学を逃れます。
結局はフランクはひと思いのいい人なんです、戦争は人を変えるというけど心優しく正しいことは正しいと突き通すフランクは変わってませんでした。その心をチャーリーが思い出させてくれたのでしょう。最後フランクが家に帰るころにはもう心優しいおじさんになっていて、ハッピーエンドでした。
いかがでしたでしょうか。やっぱり 人 っていいなぁと思える作品でした。もしよかったら皆さんも見てみてください。
それではまた次の映画でお会いしましょう!!