十回見て、十回泣く。
今回は何回見ても泣いてしまう大好きな映画アイアムサムについて紹介したいと思います。最近も相変わらず映画は二日にいっぺんくらいのペースで見ているのですがあまりビビッとくる作品がないので、それまでは大好きな作品について書いてみようかなと思います。
あらすじ
ショーン・ペン演じる、七歳程度の知能しかもっていない知的障害者の父親が裁判で娘を取り戻すべく奮闘する親子愛を描いた作品。
以下、ネタバレ少々あり。
私自身、あまり同じ映画は見ない主義なのですがDVDを買ったりしてまで何度も見てしまうくらい大好きな作品がいくつかあります。そのうちの作品のうちの一つがこのショーン・ペン主演のアイアムサムです。確か最初に見たのは中学生の頃だったと思います。もう累計10回くらいは見ていると思いますが毎回泣いてしまいます。そんな大好きなアイアムサムの見どころや好きなシーンを紹介したいと思います。
娘役を演じるダコタファニングが可愛すぎる
もう今まで見てきたどんな映画の子役よりも演技がうまいしほんとに可愛すぎる。自分の娘が一番かわいいなんて言いますが、こんな子が娘だったらなんでも買い与えます(笑)
お父さんのことが大好きで、お父さんが七歳程度の知識がないことも知っているとても賢い子なのです。普通の年頃の子なら自分のお父さんに障害があったらなんで自分のお父さんはほかの家のお父さんと違うのだろうと思ったり、嫌がってしまいますよね。もし自分がそのくらいの年だったら多分そうなってしまうと思います。けど彼女は自分のお父さんをそんな風に思うのではなく、「ほかの家のお父さんはこんなに一緒に遊んでくれない」と言うのです。こんなにいい子がこの世にいるのか?と思うと同時に自分の人間性と比較してしまいます、、、。
そしてショーン・ペン演じるお父さんのサム。障害があるので感情的になってしまったり、仕事がうまくいかないことも多々あります。けどサムが娘のルーシーをとても愛しておりそれがとても伝わってくるのです。この映画で障害がある男性を演じたショーン・ペンの演技力には本当に驚かせられます。何か足りていない部分や、だけど温かい心を持つサムを本当に上手に演じています。
そんな大変ながらも愛し合いながら暮らしている二人でしたが、ルーシーが成長するにつれてサムの知能を超えてしまい今後サムはルーシーを育てられないのではないか?と指摘されてしまう。それでルーシーは施設に保護されてしまうのですがサムはルーシーと一緒にまたくらすために裁判を起こすことになるのですが、、、。と物語は進んでいきます。そこでひょんなことから弁護士につくことになってしまったリタや仲間たちとともに戦う姿は何度見ても感動するし本当に大好きな映画です。
好きなシーン
この映画にはサムの大好きなビートルズの曲が多々挿入されるのですがそれが私の大好きなシーンを彩ってくれます。
①ルーシーの靴を買いに行くシーン
サムは仲間たちとルーシーの靴を買いに行くのですがお金が足りませんでした。けど民が少しづつお金を出してくれて買うことができました。サムやルーシーだけでなく二人を取り囲む人たちもみんないい人たちなんです、、。いい人の周りにはいい人が集まる類は友を呼ぶ、とは言いますがまさにこれ。その靴を買った店でもらった風船をみんなで仲良く持って横断歩道を渡っているのがこのシーンです。ビートルズの名盤「アビーロード」をオマージュしていています。
②ルーシーが何回も脱走してサムの家に行っちゃうシーン
ルーシーはいったんほかの家庭に預けられてしまいます。それでも少しでも長く一緒にいたいサムはその家の近くに引っ越します。すると夜になるたびルーシーは窓から抜け出してサムのところにいきルーシーが眠るとサムがルーシーを家庭に返しに行く。何回も抜け出すルーシーが可愛すぎるし、二人の愛情が詰まったこのシーンが大好きです。
➂サムが絵本を読み聞かせてあげるシーン
二人の大好きな「緑のたまごとハム」といういつも寝る前に読んでいる絵本があるのですがある日その本ではなくルーシーが学校の課題として出された本を読むことになったのですが、サムは知能が乏しくその課題の本を上手く読むことができません。そこでルーシーが言うのです。「この本嫌い。いつものあれがいい」。するとサムは大喜びして「緑のたまごとハム」をルーシーに読んでやります。このサムの純粋さとルーシーの優しさ、二人の魅力がものすごく詰まったシーンだと思います。
もちろんまだまだ再好きなシーンはあります。スタバのシーンとか、、、。てかもはやすべてのシーンが大好きなのでこれくらいにしておきます。そんなにたくさんの映画を見てきたわけではありませんがこの映画は何歳になっても絶対に大好きな映画のうちの一つです。もし映画好きでなくてまだ見てない人がいたら本当におすすめしたいです。
熱量がこもりすぎて長くなってしまいました。自分の書きたいことをバーっと書いたので読みづらいとは思いますがぜひ読んでみてください。
では、、また次の映画でお会いしましょう!!!