ペーパー・ムーン レビュー
皆さん、こんばんは!
今回紹介するのは、「ペーパー・ムーン」という白黒映画です。
どんな映画??
ある詐欺師と家族を失った少女のロードムービーです。
めっちゃ心あったまる~
少女アディの母親の死をきっかけたまたま出会う二人の凸凹加減が何ともいとおしかったです。最初はうまくいかない二人でしたが、いつしか一緒に詐欺をしてお金を稼ぐようになっていきます。それを賢いアディが助けながら旅をしていく。そんなうちに二人は本当の親子のような関係になっていきます。
私は本当に親子なんじゃないの?とおもいました。実際に演じている方々は本当の親子らしいです。ややこしいですよね(笑)けれどそれは映画の中では明かされてないし、一応赤の他人ということになってるけど、、、まぁここは映画の良さでもあるかってに想像する技を使っておきます。
そして、酒の密売にまで手を出す二人でしたがついには捕まってしまいます。アディのずる賢い頭脳でいったんは逃げ出しますが、モーゼ(詐欺師)は捕まってリンチされ二人が一緒に稼いできた大金を失ってしまいます。
何もかも失った二人は最初の目的だったアディを親戚に届けることにします。そして二人は別れるのですが、アディはモーゼに一枚の写真を車に残します。もうこのシーンが愛おしすぎる。ぜひ見てみてください。
その写真を見たモーゼはアディのことを思い出します。とその時後ろから走ってくるアディの姿が見えます。モーゼは照れ隠しで、もうお前といるのはごめんだといいます。戻ってきちゃうアディも本当は嬉しいくせにかっこつけるモーゼも愛くるしすぎます。
そして車が坂で勝手に動き出し急いで二人は車に乗り込みます。そうして二人の旅は続いていくのでした。
最後も好きな終わり方でした。そして昔ながらの車とか服装とかもよかったし何といってもサントラがいい。なんていえばいいのか古臭いけど優しいあの感じです。
たまにはほっこりする映画もいいですね。ではまた次の映画でお会いしましょう!!