チャイナタウン レビュー&考察
みなさんこんばんは!
なんだか最近はとても暑くて、今日は半袖で過ごしました。これじゃぁ本当の夏が来たらどうなるんだろうと困惑中です(笑)
もっぱらインドアなので暑い日にはクーラー聞かせて映画でしょ!ということで私自身初挑戦となる監督 ロマン・ポランスキー監督の「チャイナタウン」をレビューしていきたいと思います。
めっちゃ好みでした。
簡単にどんな映画?
私立探偵であるジェイクはダムを建設しているモーレイという男の妻を名乗る女性から夫の浮気調査をお願いされる。しかし、ジェイクの前に本物のモーレイ夫人が表れるが、、、。
というお話。ジャンルでいうならロマンス・サスペンス?!かなぁ。
初めてのロマンポランスキー 満足
初めての監督でしたが、とってもタイプの映画でした。音楽が素敵で、内容も先が分からなくて面白かったし、終わった後にもやもやすることもなく満足でした。
まず、本物のモーレイ夫人が現れるところから物語は動いていくんですが、誰が犯人なのか全くわかりませんでした。
事件の真相が本当に衝撃的でした。結局犯人はモーレイ夫人の父のノア・クロスで娘に対する異常な愛と、金のために殺人を犯していたのであった。ノア・クロスは娘であるモーレイ夫人に性的関係を強要しており、ふたりの間には娘がいました。謹慎相関ということです。そしてモーレイ夫人は家出をしました。モーレイ夫人がジェイクに娘のことを、娘でもあるし妹でもあるのと説明してた時は一瞬どういうこと?と思ってましたけど真相を理解したときはびっくりでしたね。
そしてモーレイ夫人は結婚しますがその夫はノア・クロスと事業で対立関係にあり、嫉妬と権力によりノア・クロスに殺されてしまいます。偽のモーレイ夫人をジェイクの探偵事務所に送り込んだのも、酔っぱらいを水死させたのも彼です。
自分なりの気になったとこ考察
①謎の酔っぱらいの死
モーレイと同じ死に方をしたホームレスですが、それの犯人はノア・クロスだとは思うけど、なんで?と思って見返したら橋の下に住んでいたといっていたのでノア・クロスが砂漠へとこっそり流していた水に流されたのでしょう。ジェイクがダムを調べに行ったときに流されたように。
②庭の池にあった眼鏡は誰の?
たぶんモーレイの肺には海水が入ってたと言っていたし、庭にも海水が流れ込んでいただから殺されたモーレイのものなのでしょうけど、モーレイ夫人はこれは彼のではない、老眼じゃない的なことを言ってたし、ん?ってなりました。で調べた見たらノアがモーレイを殺そうとしたときに落としたらしいです。これは納得。
➂チャイナタウンっていう意味は?
個人的な考察としては、最後真相を知っているジェイクはモーレイ夫人を逃がそうとしますが、ノアに捕まりモーレイ夫人のところまで案内させられまたジェイクを待ち伏せしていた事情を知らない警察にチャイナタウンでつかまります。そこでモーレイ夫人はノアを撃ち、逃げようとしますが警察に目を撃ち抜かれて死んでしまいます。仲間には、ここはチャイナタウンさといわれなだめられます。その後は描かれては居ませんがおそらくモーレイ夫人の娘はノアに引き取られてしまうのでしょう。そんな悲しい結末でしたがそれもチャイナタウンで起こったことなら仕方がないということなのでしょうか、、。それともせっかくチャイナタウンから抜け出したのにまた戻ってきてしまいそこで悲惨な結末を迎えてしまうという、チャイナタウンからは逃れられないということなのか、、。もし見た方や、知っている方がいましたら教えてほしいです。
ジャックニコルソンの演技もやっぱり冴えていて音楽もよし。なんといっても物語がよくできている。伏線とかもしっかりしてて最高でした。皆さんぜひ見てみてください。あと他のポランスキー監督のオススメがあったら教えてください!
では、また次の映画でおあいしましょう!