ミュンヘン あらすじ&レビュー
皆さんこんばんは!
今回は、スティーヴン・スピルバーグ監督の作品、「ミュンヘン」についてレビューしていきたいと思います。
スピルバーグ監督の作品ですが、あんまり知名度は高くない?作品で私自身も見逃していたのでネットフリックスで視聴しました。実際に起きたミュンヘンオリンピック事件をもとに作られた作品だそうです。
簡単にどんな話??
パレスチナのテロリストがイスラエルのオリンピックの選手たちを殺害。復讐を果たすためにイスラエルは暗殺チームを企て、復讐に動き出すというお話です。
これがリアルなスパイ
世のなかにはハンサムで、イケイケなスパイ映画がたくさんあり私自身ももちろん大好きですがそういった作品とは打って変わって本当のスパイはこういうものだという映画でした。
次々とテロリストたちを殺していくのですが、派手さはありません。無駄な音楽もないのでだらけそうな気もしましたが、話がリアルで引き込まれ少し長い映画でしたが楽しめました。
仲間と共にテロリストを殺していきますが、爆薬とかちょっとした小道具とかも出てくるので意外と楽しめます。けど派手なアクションなどはなく相手組織や他の勢力との掛け合いがメインです。
殺しても殺しても次々と後釜が出てきてキリがありません。仲間が殺されたり、任務に失敗したり、国のために戦ってはいるもののこれ以上やってなんの意味があるのか。主人公でチームのキャプテンアヴナーは悩みます。そしてトップともいえるサラメの暗殺に失敗しかろうじて命は失わずに済むが、妻のもとに帰る。しかしパレスチナのテロが頭をよぎり苦悩する。ただの車にもおびえ、自分を狙う暗殺者なのではないかと。
普段描かれるような華々しいスパイではなく、苦悩や葛藤にスポットライトを当て、またテロの悲惨さが伝わる映画でした。ちょっぴり長くて、派手さもないけど様々な歴史や、苦悩する男の姿をスパイ活動を通じて描いた良作でした。スピルバーグ監督さすがでした。
いかがでしたでしょうか。こういう本当にあった事件とかを題材にした映画を見るとやっぱり歴史は学ばなくてはといつも考えさせられます。昔を学ぶことは今に通ずることがあるし大切だなぁと思うと同時にもっと歴史に詳しくなりたいと思いました。
追記 ボンドが仲間は頼もしすぎる!!(見た方ならわかりますよね、、、)
では、また次の映画でお会いしましょう!!